M.2とSSDの違いとは?M.2とSSDのハイブリッド?メリット・デメリットをプロが徹底解説

2026.2.7

データ復旧・パソコン修理を
奈良県出張費無料・全国対応で行っております
パソコン修理センター
株式会社システムインテグレートサポート(SIS) 上田です。

当社では日々、パソコン修理やSSD交換のご相談を多数いただいております。
その中でも、特によく聞かれるのが次のようなご質問です。

「M.2とSSDって何が違うの?」
「将来使うならどっちがいいの?」

一見すると単純な質問に思えますが、
実はこの内容には誤解されやすいポイントが多く含まれています。

そこで本記事では、
実際に修理・交換・データ復旧を行っている専門業者の視点から、
M.2とSSDの違い、メリット・デメリット、将来性、
さらにハイブリッド構成の注意点まで分かりやすく解説します。


そもそもSSDとは?

SSDとは「データを保存する記憶装置」の総称です。

従来のHDD(ハードディスク)とは異なり、

  • 回転部品がない

  • 衝撃に強い

  • 高速動作が可能

といった特徴があります。

ここで重要なポイントとして、
M.2もSSDの一種であることを理解しておく必要があります。

この点が、もっとも誤解されやすい部分です。


M.2とは何か?

M.2とは、SSDそのものの種類ではなく、
形状(サイズ)や接続規格を定めた規格名称を指します。

つまり、

  • SSD:記憶装置の種類

  • M.2:接続形状・規格の名称

という関係になります。


SSDの主な種類

① 2.5インチSSD(SATA接続)

まず従来から多く使われているのが、2.5インチSSDです。

  • ケーブルで接続

  • 幅広い機種に対応

  • 現在でも多くのパソコンで使用

安定性が高く、今なお現役のSSDです。


② M.2 SSD(SATA/NVMe)

一方で、M.2 SSDには次の2種類があります。

  • M.2 SATA

  • M.2 NVMe(PCIe接続・高速)

外観はほぼ同じですが、
通信方式や速度は大きく異なります。


M.2 SSDはスロット仕様に注意

M.2 SSDは、

  • どれでも挿せば使える

  • 交換すれば必ず動く

と思われがちですが、実際はそうではありません。

パソコン側には、

  • M.2 SATA対応スロット

  • M.2 NVMe対応スロット

  • 両対応スロット

が存在し、仕様が合わなければ認識されません。

実際の修理現場でも、

  • 挿したが認識しない

  • 形は同じなのに使えない

といったご相談は非常に多くあります。


速度の違い(目安)

種類 実測速度
HDD 約100MB/s
SATA SSD 約500MB/s
M.2 NVMe SSD 約2,000〜7,000MB/s

数値だけを見ると、
M.2 NVMeが圧倒的に高速です。

ただし実際の体感速度は、
使用目的や作業内容によって差が出ます。


M.2(NVMe)のメリット

  • 非常に高速

  • ケーブル不要

  • 小型・省電力

  • 最新パソコンとの相性が良い

特にWindowsの起動や高負荷作業では効果を感じやすくなります。


M.2(NVMe)のデメリット

一方で注意点もあります。

  • 発熱しやすい

  • 冷却不足で速度低下が起こる

  • 突然認識しなくなるケースがある

  • データ復旧が難しい傾向

修理現場では、
現状、突然認識しなくなる相談はM.2の方が多く交換修理が多いのが実情です。


2.5インチSSD(SATA)のメリット

  • 発熱が少ない

  • 動作が安定

  • トラブルが比較的少ない

  • データ復旧成功率が高い傾向

そのため、事務作業や一般家庭用途では
非常にバランスの良いSSDといえます。


2.5インチSSD(SATA)のデメリット

  • M.2より速度は遅い

  • ケーブル接続が必要

  • 小型PCでは搭載できない場合あり

ただし日常使用においては、
速度不足を感じることはほとんどありません。


最近増えている「ハイブリッド構成」

近年のパソコンでは、

  • M.2 SSD(NVMe)を起動用(Cドライブ)

  • 2.5インチSSDやHDDをデータ保存用(Dドライブ)

とする「ハイブリッド構成」が非常に増えています。

この構成は、

  • 起動が速い

  • 容量を確保しやすい

というメリットがあります。

一方で、ある時期には
特定メーカーのM.2 SSDのみ交換修理が集中したケースもありました

それは、当社の修理実績の中で、ONKYOブランドを含む一部メーカー製PCに、特定時期にM.2 SSDの交換相談が集中したことがありましたが、特定の時期に重なっただけだと思います。


ハイブリッド構成の注意点

修理・復旧の現場では、

  • 起動用M.2 SSDが先に故障

  • データ保存側は無事

というケースが非常に多く見られます。

M.2 SSDは、

  • OS処理

  • Windows更新

  • ログ書き込み

が常に集中するため、
発熱や書き込み負荷が高く、劣化しやすい傾向があります。

そのため、

「起動しない=すべて消えた」

と焦られるケースでも、
実際にはデータが無事なことも少なくありません。


将来有利なのはどっち?

結論として

将来の主流は M.2(NVMe) です。

新品パソコンではすでに標準構成となっており、
今後もこの流れは続いていくと考えられます。


ただし全員に最適ではありません

用途によって最適なSSDは異なります。

M.2が向いている方

  • 高速処理を重視したい

  • 動画編集など高負荷作業を行う

  • 最新機種を使用している

SATA SSDが向いている方

  • 安定性を重視したい

  • 事務・家庭用途が中心

  • データを長く安全に使いたい


専門業者としての本音

現場の視点では、

  • 速度重視 → M.2

  • 安定・安全重視 → SATA SSD

という判断になります。

つまり、
「速さ」と「安全性」は必ずしも一致しません。


まとめ

  • M.2はSSDの一種

  • 見た目だけでは判断できない

  • スロット仕様の確認が必須

  • 将来の主流はM.2

  • ただし安定性ではSATA SSDが有利な場合も多い

  • ハイブリッド構成では起動用M.2の故障が多い

大切なのは、
使い方に合ったSSDを選ぶことです。

交換や診断で迷った場合は、
無理に自己判断せず、
株式会社システムインテグレートサポート(SIS)までご相談ください。


株式会社システムインテグレートサポート

全国のパソコン修理・復旧はPC3000対応の当社へお任せください!

【本社】〒579-8032 大阪府東大阪市東豊浦町10-13

【修理受付支店】〒663-0201 奈良県生駒市辻町397-9ロコモノビル1階

電話番号:0120-39-8570

営業時間:9時~21時 年中無休(年末年始を除く)

24時間365日受付中!!

YouTubeチャンネル→SIS パソコン修理・データ復旧チャンネル – YouTube

修理依頼受付はこちら

お問合せ受付はこちら

YouTube公式チャンネルもチェックしてください!