Wi-Fi6・メッシュ・EasyMeshとは?機種や型番による違いまでプロが完全解説

2026.2.8

データ復旧・パソコン修理・ネットワーク設定を
奈良県出張費無料・全国対応で行っております
株式会社システムインテグレートサポート(SIS)上田です。

お客様より、「メッシュルーター設定」のご依頼をいただきます。

  • 電波は立っているのに遅い

  • ルーターを新しくしたのに改善しない

  • Wi-Fi6と書いてあるのに速くならない

  • メッシュ対応と聞いて買ったが機能が使えなかった

  • EasyMeshと書いてあったのに設定できない

これらの多くは、
Wi-Fiの仕組みが正しく理解されていないことが原因です。

この記事では、現場対応を行っているプロの立場から、

  • 電波と速度の違い

  • Wi-Fi6の役割

  • メッシュルーターの考え方

  • EasyMeshと独自メッシュの違い

  • さらに「機種・型番による対応の差」

までを、わかりやすく整理して解説します。


電波の強さと通信速度は別物です

まず最も重要なポイントです。

Wi-Fiの電波が強い=通信が速い
これは正しくありません。

電波とは

電波は、

  • つながっているかどうか

  • 通信が届いているか

を示すものです。

アンテナが立っていても、通信が遅いという現象は普通に起こります。


通信速度は何で決まるのか

速度は主に次の要素で決まります。

  • インターネット回線の品質(ベストエフォート最大限努力はするが、通信速度を保証するものではない)

  • 契約プラン

  • 同時接続台数

  • ルーターの処理能力

  • 通信の混雑

そのため、

  • 電波はある

  • でも動画が止まる

という状況が発生します。


Wi-Fi6とは何か

Wi-Fi6は、無線通信の第6世代規格です。

特徴は「速さ」よりも
同時通信を効率よく処理できる点にあります。

  • 家族全員が同時に使っても安定しやすい

  • 通信の順番待ちが減る

  • 混雑に強い

というメリットがあります。

ただし、回線速度そのものを何倍にもする技術ではありません。


メッシュルーターとは

メッシュルーターとは、

複数のWi-Fi機器を連携させ、家全体を1つのWi-Fi空間として構築する仕組み

です。

親機1台で飛ばす従来型と違い、

  • 親機

  • 子機(サテライト)

が連携して、電波の届きにくい場所を補います。


中継器との違い

中継器は電波を延ばすだけの仕組みです。

そのため、

  • 不安定

  • 遅くなる

  • 切れやすい

といったトラブルが起きやすくなります。

メッシュは、
機器同士が連携して通信を制御する点が大きな違いです。


メッシュには2種類あります

ここが非常に重要なポイントです。

メッシュルーターには、実は次の2種類があります。


① EasyMesh(共通規格)

EasyMeshは
Wi-Fi Alliance が定めた共通規格です。

本来は、

  • メーカーが違っても

  • 対応機種同士であれば

  • メッシュ構築が可能

という仕組みです。

しかし現実には、

  • 対応機種が限られる

  • ファームウェア依存が強い

  • 組み合わせ制限が多い

という理由で、「できると思って買ったができなかった」というケースが多く発生しています。


② メーカー独自メッシュ

もう一つが、
メーカーが独自に開発したメッシュ機能です。

特徴としては、

  • 同一メーカー・同一シリーズ専用

  • 設定が簡単

  • 動作が安定しやすい

というメリットがあります。

その反面、

  • 他メーカー製品とは組めない

  • 機種変更時に流用しにくい

という制限もあります。


重要:機種や型番によって対応が異なります

ここが最もトラブルになるポイントです。

同じメーカーのルーターでも、

  • この機種はEasyMesh対応

  • この型番は独自メッシュのみ

  • このモデルはメッシュ非対応

というように、
機種・型番ごとに対応方式が異なります。

つまり、

  • Wi-Fi6対応

  • メッシュ対応と記載

があっても、すべて同じ仕組みで使えるわけではありません。


よくある現場トラブル

  • 親機はEasyMesh対応

  • 子機は非対応

  • 同シリーズだが世代が違う

  • ファームウェア未対応

この結果、

  • メッシュが組めない

  • 中継器としてしか動かない

という状態になります。


プロの結論

Wi-Fi環境は次のように役割が分かれます。

  • 電波:つながるかどうか

  • 速度:回線と処理能力

  • Wi-Fi6:同時通信の効率

  • メッシュ:電波範囲の安定

  • EasyMesh/独自メッシュ:構築方式

  • 機種・型番:可否を決める最大要因

つまり、

「Wi-Fi6でメッシュ対応だから大丈夫」

ではなく、

機種・型番・構成を正しく確認することが最重要です。

Wi-Fiトラブルの多くは、性能不足ではなく仕組みの誤解と組み合わせミスで起きています。


よくあるご質問(Q&A)

Q1:Wi-Fiの電波が強いのに、なぜ通信が遅いのですか?

A:

Wi-Fiの電波と通信速度は別物です。
電波は「つながっているか」を示すもので、速度は以下の要素に左右されます。

  • インターネット回線の品質(ベストエフォート方式)

  • 同時接続台数

  • ルーターの処理能力

  • 利用時間帯の混雑

そのため、電波が立っていても動画が止まることは珍しくありません。


Q2:Wi-Fi6対応ルーターにしたのに速くなりません。

A:

Wi-Fi6は「通信効率を改善する規格」であり、回線速度そのものを上げる技術ではありません。

特に以下の場合は体感差が出にくくなります。

  • 回線自体が混雑している

  • 夜間など利用者が多い時間帯

  • 有線でも速度が出ていない

  • LANケーブルが非対応または劣化
  •  ファームウェアが最新でない


  • ③ 接続端末がWi-Fi6非対応の場合

    Wi-Fi6ルーターを使用していても、

    • スマホ

    • パソコン

    • タブレット

    がWi-Fi6非対応の場合、従来規格(Wi-Fi5など)で接続されます。

    この場合、通信速度は端末側の性能が上限になります。

この場合、ルーター交換だけでは改善しません。


Q3:メッシュルーターと中継器は何が違うのですか?

A:
中継器は電波を延ばすだけの仕組みです。
そのため通信が不安定になりやすく、速度低下も起こりがちです。

メッシュルーターは、

  • 親機と子機が連携

  • 自動で最適な通信先に切り替え

  • 家全体を1つのWi-Fi空間として構築

する点が大きく異なります。


Q4:EasyMesh対応と書いてあるのに使えませんでした。

A:
EasyMeshはすべてのルーターで使えるわけではありません。

以下の条件がそろわないと構築できません。

  • 親機・子機ともにEasyMesh対応機種

  • 対応ファームウェアが適用されている

  • 機種ごとの役割制限(親機専用・子機不可など)

Wi-Fi6対応=EasyMesh対応ではありません。


Q5:同じメーカーなのにメッシュが組めないのはなぜですか?

A:
同一メーカーでも、

  • 機種

  • 型番

  • 世代

  • シリーズ

によって、対応方式が異なります。

例として、

  • EasyMesh対応機種

  • メーカー独自メッシュ専用機種

  • メッシュ非対応モデル

が混在しているためです。

「同じメーカーだから大丈夫」とは限りません。


Q6:独自メッシュとEasyMeshはどちらが良いのですか?

A:
目的によって異なります。

  • 安定性・設定の簡単さ重視 → 独自メッシュ

  • 将来的な拡張性・共通規格重視 → EasyMesh

一般家庭では、同メーカー独自メッシュの方がトラブルが少ないケースも多くあります。


Q7:メッシュルーターを置けば必ず速くなりますか?

A:
必ず速くなるわけではありません。

メッシュは、

  • 電波の届く範囲

  • 通信の安定性

を改善する仕組みです。

回線自体が混雑している場合や、
ベストエフォート特性による速度低下は改善できません。


Q8:ベストエフォートとは何ですか?

A:
ベストエフォートとは、

「最大限努力はするが、通信速度を保証しない」

という回線提供方式です。

そのため、

  • 最大1Gbps

  • 最大10Gbps

と表示されていても、常にその速度が出るわけではありません。

時間帯や地域の利用状況により速度は変動します。


Q9:ルーター交換だけで直らない場合もありますか?

A:
はい、非常に多くあります。

現場では次のように切り分けます。

  • 有線でも遅い → 回線品質の問題

  • 有線は速いがWi-Fiが遅い → 無線環境の問題

  • 夜だけ遅い → ベストエフォート特性

原因を切り分けずに交換しても改善しないことがあります。


Q10:どこに相談すればよいかわかりません。

A:
Wi-Fiトラブルは、

  • 回線

  • ルーター

  • 無線構成

  • 機種・型番の組み合わせ

を総合的に判断する必要があります。

当社では、奈良県・東大阪・京都一部ご訪問サポートが可能です。

奈良県全域出張費無料!

関連ブログ記事:投稿を編集 “Wi-Fiが届かない原因は電波だけじゃない|2.4GHz・5GHz・メッシュ設定の落とし穴” ‹ データ復旧・パソコン修理はPC3000対応のシステムインテグレートサポート-全国レベルで物理障害・論理障害ともに対応可能 — WordPress


株式会社システムインテグレートサポート

全国のパソコン修理・復旧はPC3000対応の当社へお任せください!

【本社】〒579-8032 大阪府東大阪市東豊浦町10-13

【修理受付支店】〒663-0201 奈良県生駒市辻町397-9ロコモノビル1階

電話番号:0120-39-8570

営業時間:9時~21時 年中無休(年末年始を除く)

24時間365日受付中!!

YouTubeチャンネル→SIS パソコン修理・データ復旧チャンネル – YouTube

修理依頼受付はこちら

お問合せ受付はこちら

YouTube公式チャンネルもチェックしてください!