Wi-Fiが届かない原因は電波だけじゃない|2.4GHz・5GHz・メッシュ設定の落とし穴

2026.2.6

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奈良県出張費無料・全国対応で行っております
パソコン修理センター 株式会社システムインテグレートサポート(SIS) 上田です。

当社は2008年創業ですが、
個人様・法人様を含めると20年以上にわたり、さまざまなルーター設定・ネットワーク構築を行ってまいりました。

現在でも、近年は個人様宅でのWi-Fi設定・通信トラブル対応だけで年間400件以上のご訪問実績があります。

お客様から非常に多くいただくご相談が、

  • ルーターを購入したが電波が届かない

  • 部屋によってWi-Fiが不安定

  • 中継器を置いたのに改善しない

といった内容です。

そこで今回は、
Wi-Fiが届かない原因は電波だけではないという現場視点から、
実際によくある原因と対処の考え方を解説します。


Wi-Fiが届かない原因は「電波」だけではない

Wi-Fiトラブルというと、

  • 電波が弱い

  • ルーター性能が低い

と思われがちですが、実際の現場ではそれ以外の要因が多く存在します。


電波を大きく遮る建物構造・物

以下は、現場で特に影響が大きい遮蔽物です。

■ 土壁・漆喰壁

  • 内部に水分を含みやすい

  • 電波吸収率が非常に高い

古い住宅ほど影響が大きくなります。


■ 鉄骨・鉄筋・鉄筋コンクリート(RC)

  • 金属は電波を反射・遮断

  • 特に5GHz・6GHzは大きく減衰

マンション・鉄骨住宅では顕著です。


■ 水槽・大型水容器

  • 水は電波を非常に吸収

  • 水槽の裏側はほぼ電波が届かないケースも

意外と見落とされやすいポイントです。


Wi-Fiには3種類の電波がある

2.4GHz

  • 電波が遠くまで届く

  • 壁・床を通りやすい

  • 家電・IoT機器向け

5GHz

  • 高速だが壁に弱い

  • 一般利用の主力

6GHz(Wi-Fi 6E/7)

  • 超高速

  • 干渉が少ない

  • 近距離専用

速い電波ほど届きにくい
という性質があります。


メッシュWi-Fi・中継器を置いても改善しない理由

  • 電波が弱い場所に中継器を設置

  • 建物構造が影響

  • 親機との距離が遠すぎる

この状態では、いくら台数を増やしても改善しません。


親機ルーターの設置場所が最重要

よくあるのが、

  • 回線は1階

  • コンセント都合で2階設置

この場合、1階の電波が極端に弱くなります。

Wi-Fiは上下方向(階をまたぐ通信)に非常に弱いためです。


実は多い「電源」が原因の通信不安定

現場で意外に多い原因が、電源トラブルです。

よくあるケース

  • コンセントのタコ足配線

  • 延長コードの多用

  • 古い電源タップ使用

これにより、

  • 電圧が安定しない

  • 瞬間的な電圧低下が発生

すると、ルーターは

  • 再起動を繰り返す

  • 電波が不安定になる

  • メッシュ接続が切れる

といった症状を起こします。

特に、

  • 安価な電源タップ

  • 長年使用したタップ

は内部劣化していることも多く注意が必要です。


バンドステアリングの落とし穴

バンドステアリングとは、
Wi-Fiルーターが自動的に

  • 2.4GHz

  • 5GHz

  • 6GHz

の電波を切り替えて接続する機能です。

電波状況や距離に応じて、
ルーターが「今つながりやすい電波」を自動で選びます。

一見便利な機能ですが、

  • 家電

  • プリンター

  • 古い機器

が混在している家庭では、
切り替えのたびに通信が不安定になることがあります。

そのため、環境によっては
バンドステアリングをOFFにし、
電波を使い分けたほうが安定するケースもあります。

※最適な設定はルーターの機種や家庭環境によって異なります。

多くのルーターには、

  • 2.4GHz

  • 5GHz

  • 6GHz

を自動切替するバンドステアリング機能があります。

便利に見えますが、

  • 古い機器

  • プリンター

  • スマート家電

が混在している家庭では、
切替のたびに通信が不安定になることがあります。


現場で実際に行う設定例

  • 家電・IoT → 2.4GHz固定

  • スマホ・PC → 5GHzまたは6GHz

  • バンドステアリング:ON/OFFを環境で判断

  • 各ルーターの最新ファームウェアのアップデート

※ルーター機種により挙動は大きく異なります。


ネット情報どおり設定してはいけない理由

Wi-Fiは、

  • 建物構造

  • 設置場所

  • 電源環境

  • 機器構成

すべてが関係します。

「この設定にすれば必ず直る」という方法は存在しません。


まとめ

  • Wi-Fiが届かない原因は1つではない

  • 建物構造(土壁・鉄骨・RC・水槽)も大きく影響

  • 速い電波ほど届きにくい

  • 親機設置場所が最重要

  • 電源タップ・タコ足配線も要注意

  • 設定は家庭環境ごとに最適解が異なる

  • 接続が不安定などの問題は本文以外にも意外と多い

FAQ

Q1. Wi-Fiが届かない原因は電波が弱いからですか?

A. 必ずしも電波の強さだけが原因ではありません。建物構造(土壁・鉄骨・鉄筋コンクリート)、水槽などの遮蔽物、ルーターの設置場所、ルーターの中の設定、電源環境など複数の要因が重なって起こるケースが多くあります。

Q2. 2.4GHz・5GHz・6GHzはどれを使えばよいですか?

A. それぞれ特徴や使用場所、接続する機器によって適した電波が異なります。
2.4GHzは遠くまで届きやすく家電やプリンター向き、5GHzは速度と安定性のバランスが良く一般利用向き、6GHzは高速ですが壁や床に弱く近距離専用です。
家庭の機器と環境に合わせて使い分けることが重要です。

Q3. メッシュWi-Fiや中継器を置けば改善しますか?

A. 設置場所が適切であれば改善することがありますが、電波が弱い場所に設置すると逆に不安定になることもあります。親機との距離や建物構造を考慮した配置が重要です。現在、各メーカーのアプリなどで電波可視化が可能となり安定した場所がわかりやすくなっています。

Q4. Wi-Fiルーターや中継器、メッシュの設置場所で通信は変わりますか?

A. はい、大きく変わります。
床置きや部屋の端、鉄製家具の近くでは電波が遮られやすく、通信が不安定になることがあります。
できるだけ家の中央付近や階段周辺など、電波が広がりやすい位置に設置することで、改善するケースが多くあります。

Q5. 電源タップやタコ足配線も影響しますか?

A. はい。タコ足配線や古い電源タップを使用していると、電圧が不安定になり、Wi-Fiルーターが正常に動作しないことがあります。
ルーター自体の消費電力は少ないため一見問題がないように見えますが、電圧が瞬間的に下がることで通信が不安定になるケースがあります。
ランプ表示が不安定な場合は、一度壁のコンセントへ直接接続して動作を確認してみてください。

Q6. バンドステアリングはONにした方が良いですか?

A. 環境によって異なります。現時点ではスマート家電や古い機器が多い家庭は、ONにすると接続が不安定になることがあります。ルーターの機種や利用環境に応じてON/OFFを判断する必要があります。

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