国産パソコンと海外製パソコンの違い|修理現場が教えるWindows11で後悔しないパソコンの選び方

2026.1.28

データ復旧・パソコン修理を
奈良県出張費無料・全国対応で行っております
パソコン修理センター 株式会社システムインテグレートサポート(SIS) 上田です。

修理・データ復旧の現場から見える“本当の現実

パソコンを購入する際、

  • 国産パソコンの方が安心

  • 海外メーカーは壊れやすい

このようなイメージを持たれている方は非常に多いです。

実際、初期設定のご依頼をいただくお客様からも
「やっぱり国産の方がいいですよね?」
というご質問をよくいただきます。

しかし――
修理・設定・データ復旧の現場に立つ私たちから見ると、実際の姿は少し違います。

今回は、国産パソコンと海外製パソコンの違いを、
カタログや販売説明では分からない
「中身・構造・将来性」まで含めて解説します。


国産パソコンの代表メーカー

一般的に「国産パソコン」と呼ばれているメーカーは以下です。

  • 富士通

  • NEC

  • 東芝(現在は Dynabook)

日本メーカーとして長年親しまれてきましたが、
まず知っておいていただきたい重要な事実があります。


実は「日本国内で作られているパソコン」はほぼ存在しない

現在販売されているパソコンで、
完全に日本国内で製造されているモデルはほぼありません。

実際の製造工程は、

  • 組み立て:海外(中国・台湾・東南アジアなど)

  • 一部工程のみ:国内

  • 最終検査・設定:日本

という形が一般的です。

つまり、

「日本メーカー」=「日本製」ではないというのが現実です。


パソコンの中身は国産も海外製もほぼ共通

修理のために分解すると、
国産・海外を問わず内部構成は非常によく似ています。

CPU(頭脳)

  • Intel(アメリカ)

  • AMD(アメリカ)

この2社がほぼすべてです。


メモリ(作業領域)

  • Samsung(韓国)

  • Micron(アメリカ)

  • SK hynix(韓国)

現在、日本で汎用DRAMを製造しているメーカーはありません。

なお、

  • SanMax

  • ADTEC

  • Century Micro

など、国内で実装・検査・品質管理を行う
日本ブランドのメモリモジュールは存在します。


SSD(記憶装置)

  • Samsung

  • Western Digital

  • Micron

  • Kioxia(旧 東芝メモリ)

「国産SSD」と言われる製品でも、
製造は海外というケースがほとんどです。

ただしキオクシアは、
NANDフラッシュメモリを自社で設計・製造できる
世界でも数少ないメーカーの一つです。


マザーボード・液晶パネル

  • マザーボード:台湾メーカー中心

  • 液晶パネル:韓国・台湾・中国製

現在、国産製造はほぼありません。


同価格帯で比較した場合、中身に大きな差は出にくい

量販店で販売されている完成品パソコンは、
同じ価格帯同士で比較した場合、
国産パソコンと海外製パソコンで
内部部品の構成に大きな差が出ることはほとんどありません。

ただし、高価格帯モデルになると話は別です。

高価なパソコンほど、

  • CPUのグレードが高い

  • メモリ容量が多い

  • SSDの速度・容量が大きい

  • 冷却設計が強化されている

など、明確な違いが現れます。

これはメーカー差ではなく、
価格帯による性能差です。


修理現場から見る“トラブルが多い価格帯”

修理現場から見ると、
トラブルが多いのは「安価モデル」ではなく、
性能ギリギリで販売されている中価格帯モデルです。

見た目は新品でも、

  • メモリ8GB

  • SSD256GB

といった将来余裕のない構成が多く、
数年後に動作不良を起こしやすくなります。

特に、

  • Windows Updateが入らない

  • 起動に時間がかかる

  • フリーズが増える

といった症状が多く見られます。


パソコン寿命を縮める最大の原因は“容量不足”

メーカーに関係なく、
現場で最も多い原因は以下です。

  • SSD空き容量不足

  • メモリ不足

  • 更新中の強制終了

空き容量が10%以下になると、

  • 更新処理が完了しない

  • システム領域が破損する

  • 起動不能につながる

リスクが急激に高まります。


Windows11で快適に使うための現実的な性能基準

Windows11は、Windows10よりも
OS自体が常時多くの処理を行う設計になっています。

そのため、単に「対応している」だけでは不十分です。


「対応している」と「快適」は別物

Windows11対応CPUであっても、

  • 低電圧CPU

  • メモリ8GB

  • SSD256GB

といった構成では、
処理能力や容量に余裕がなく、

OS起動・更新・常駐処理の負荷が一部の部品に集中します。

その結果、

  • 起動時にCPU使用率が常時高騰

  • メモリ不足による頻繁なスワップ発生

  • SSDへの書き込み負荷増大

が起こりやすくなります。

これは単に「遅い」のではなく、他の部品に無理な負担をかけながら動かしている状態です。

Windows11が「動いている」だけで、
パソコンにとっては常に全力運転の状態になります。

この状態が続くと、

  • 更新失敗の増加

  • システム破損

  • 数年での起動不能

といったトラブルにつながりやすくなります。


Windows11で快適に使える構成(修理現場基準)

CPU

Intel

  • Core i5 第10世代以上

  • 第12世代以降は特に安定

AMD

  • Ryzen 5 3600 以上

  • Ryzen 5 5600 / 5700系


メモリ

  • 最低:8GB(非推奨)

  • 推奨:16GB以上(必須)


SSD

  • M.2 NVMe SSD(必須)

  • 容量:500GB以上

  • 推奨:1TB

SATA SSDや256GB構成では、
将来的に負荷が集中しやすくなります。


現場推奨の快適構成例

  • CPU:Core i5 第12世代以上 または Ryzen 5 5600以上

  • メモリ:16GB

  • SSD:M.2 NVMe 500GB〜1TB

この構成であれば、

  • 起動が安定

  • 更新トラブルが少ない

  • 5年以上の使用が現実的

となります。


購入時に必ず確認してほしい重要ポイント

  • メモリ増設が可能か

  • SSD交換が可能か

  • バッテリー交換が可能か

  • 法人向けモデルか

特に、

  • メモリ完全オンボード

  • SSD直付け

の構成は、
将来の修理・延命が難しくなります。


修理現場からの本音

修理の現場で本当に困るのは、

「壊れたパソコン」ではなく
**「直したくても直せない構造のパソコン」**です。

メーカー名よりも、
構造・拡張性・容量設計こそが
パソコン寿命を大きく左右します。


まとめ|本当に見るべきポイント

パソコン選びで大切なのは、

  • 国産か海外か

ではありません。

  • 使用目的に合った性能

  • 将来に余裕のある構成

  • 修理できる構造

これが、
故障を減らし、長く快適に使う最大のポイントです。


SISからのメッセージ

私たちは日々、
パソコン修理・データ復旧・設定の現場に立っています。

だからこそ断言できます。

「メーカー選びより、中身選びが重要」

購入前の構成確認、
購入後の不調相談も対応可能です。

パソコンでお困りの際は、
無理に触らず、まずご相談ください。


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