パソコンの論理障害とは?原因・症状・復旧方法を専門業者が解説【動画解説あり】SSD交換、OSインストールは(株)SIS

2026.1.15

データ復旧・パソコン修理の全国対応を行っているシステムインテグレートサポートです。

先日、静岡県松山市N様、岡山県津山市M様より論理障害からデータ復旧ご依頼をいただきました。ありがとうございました。

パソコンの「論理障害」とは、ハードディスクやSSDなどの記憶媒体に物理的な損傷がないにもかかわらず、オペレーションシステム(OS)データやシステム、アプリケーション不具合などによってアクセスできなくなる状態を指します。これは物理障害(物理的な破損や劣化)とは異なり、主にソフトウェアやデータ構造の問題によって引き起こされます。今回は、論理障害の原因、具体的な症状、解決方法について詳しく解説します。

先ずは、簡単にYouTubeをご覧ください。


論理障害の主な原因

ファイルシステムの損傷

ハードディスクやSSD上でデータを管理するファイルシステム(例:NTFS、FAT32、APFSなど)というものが破損することで、コンピューターやデータへのアクセスが妨げられます。

主な原因:

・不適切なシャットダウン(突然の電源断や強制終了)

・Windowsアップデータやメーカーアップデータなどの強制中断・ウイルスやマルウェア感染

・システムエラーやソフトウェアの不具合など

ハードディスクやSSDのパーティションの損傷や削除

パソコンに搭載されているハードディスクやSSDは、
引き出し付きのタンスに例えると、とても分かりやすくなります。

タンスには複数の引き出しがありますが、
どの引き出しを何に使うかは、人それぞれ異なりますよね。

  • 洋服用の引き出し

  • 書類用の引き出し

  • 小物用の引き出し

同じように、ハードディスクやSSDも
用途に応じて領域(パーティション)を自由に分けて使用しています。


データが消えたように見える理由

この「引き出し(パーティション)」を誤って削除したり、
引き出しの配置情報にあたる パーティションテーブル が破損すると、
中のデータは残っていても、パソコンからは見えなくなる状態になります。

つまり、

  • タンスは存在している

  • 引き出しの中身もある

  • しかし「どこに何が入っているか分からない」

という状況です。

この場合、むやみに操作を続けると、
引き出しの中身を上書きしてしまい、復旧が困難になる可能性があります。


論理的な誤削除

ユーザーが誤って重要なファイルやフォルダを削除した場合も論理障害の一種です。

ゴミ箱を空にしてしまうと、通常の操作では復元できなくなります。


論理的要因が多いウイルスやマルウェア

データを暗号化するランサムウェアや、システムファイルを改ざんする

ウイルスが原因でデータが破損することがあります。

ソフトウェアの競合や不具合

アプリケーションの競合や、OSのアップデート中のエラーによって、

プログラムやシステムの破損データが失われることがあります。


論理障害の主な症状

・データが見えない・消えたように見える
例: ドライブの中が空であるかのように表示されるが、実際にはデータが残っている。

・エラーメッセージの表示
例: 「フォーマットする必要があります」「アクセスが拒否されました」などの警告が出る。

・システムの起動エラー
OSが起動せず、「Operating System Not Found」や「No Bootable Device」などのメッセージが表示される。

・動作が極端に遅くなる
ファイル操作やアプリケーションの起動が遅くなり、異常を感じる。


論理障害の復旧方法

システムツールの利用

・Windows: 「CHKDSK」コマンドを使用してファイルシステムのエラーを修復できます。

・Mac: ディスクユーティリティの「First Aid」を使用。

※診断を誤り、上記コマンド使用してしまうと悪化してしまうこともある。

データ復旧ソフトウェアの利用

専門的な復旧ツールを使用することで、論理障害によりアクセスできなくなったデータを取り戻せる場合がありますが、誤った診断と作業を行った場合悪化することもあります。

システムの復元機能

Windowsの「システムの復元」や「以前のバージョンを復元」機能を利用して、破損前の状態に戻す。

専門業者への依頼

深刻な論理障害や、自力での復旧が困難な場合には、データ復旧の専門業者に依頼することを検討しましょう。


論理障害を防ぐための対策

定期的なバックアップ

外付けHDD、NAS、クラウドストレージなどにデータを定期的に保存することで、論理障害が発生してもリスクを最小限に抑えられます。

適切なシャットダウン

突然の電源断を避け、正規の手順でシステムを終了させる。

信頼できるウイルス対策ソフトの導入

最新のウイルス対策ソフトをインストールし、マルウェアからデータを守る。

ディスクの定期メンテナンス

不良セクタやファイルシステムのエラーを早期に検出するため、ディスク診断ツールを活用する。


まとめ

論理障害は物理的な故障とは異なり、適切な対応を行えば高い確率でデータを復旧することが可能です。しかし、無理な操作や誤った方法で復旧を試みると、状況を悪化させるリスクもあります。適切なツールやプロセスを選び、必要に応じて専門業者に相談することが最善の対応策です。また、事前のバックアップが何よりも重要であることを忘れないでください。わからなければまずは、システムインテグレートサポート(SIS)にご相談くださいませ。


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